センサーをGarminデバイスに接続するための良い方法

Garminデバイスの多くはANT+ / BLE (Bluetooth Low Energy)の2つの電波規格で接続することができます。Garminはデバイスで2つの電波規格が利用できる場合、ANT＋を使用する事をお勧めしています。
ANT+は成熟しており、より多くの機能を備えているためBLE接続を使用する事によるユーザーのメリットはありません。
センサー検索のＵＩでANT＋接続の優先順位を上げるための改善を続けておりユーザーがこの操作を行う際のサポート強化を行っています。

センサーを最大限活用するためにセンサーを接続する際には考慮すべき点がいくつかあります:

センサーをフィットネスデバイスとペアリングする場合どのプロトコルを使用すれば良いですか？

お使いのセンサーがANT＋またはBLEのみしかサポートしていない場合はこれ以上、読む必要はありません。

 ２つ(ANT+/BLE)のプロトコルに対応しているセンサーを使用している場合、使用するプロトコルをどのように決定すればよいですか？

使用するプロトコルを決定する時は、次の点を考慮してください。

複数のデバイス、アプリへの同時接続

センサーを複数のデバイス / アプリとペアリングする必要がある場合、フィットネスデバイスでANT＋を使用してペアリングし、BLEはペアリングせずに開けておきます。

• ANT+ プロトコルにより、1つのセンサーを同時に複数のデバイスに接続できます。(例：Edge、ForeAthlete、ANT+ドングルを使用したZwift)
• BLE センサーは一度に接続できるデバイス/アプリの数に制限があります。市場に出回っているほとんどのセンサーは単一の接続しかできないため、BLE経由でフィットネスデバイスに接続されている場合、BLE経由でZwiftにも接続する事は出来ません。
• 全てのGarminデュアルセンサーはBLE接続を2つ同時に行えます。
  • HRM-Dual
    
  • HRM-Pro
  • スピードセンサー Dual
  • ケイデンスセンサーDual
  • Rally シリーズ
  • Vector 3 シリーズ

Edgeからセンサーへのセンサー同時接続

多くのセンサーを同時に使用する場合、より多くの同時接続をサポートするANT+を使用してください。

• Edge 530, 830, 1030 / 1030Plus ,1040 / 1040 Solar は事前に30個のセンサーをペアリングしておくことができ、そのうち最大12個のセンサーを同時接続できます。これは9つのANT+センサーと3つのBLEセンサーで構成されています。
• Edge 130は事前に20個のセンサーを ペアリングしておくことができ、そのうち最大8個のセンサーを同時接続できます。これは6つのANT+センサーと2つのBLEセンサーで構成されています

データの豊富さ

ANT+ プロトコルはBLEよりも成熟しています。これによりANT+はBLEよりも多くのデータを送信できます。
例としてパワーメータはANT+でペアリングする事で、サイクリングダイナミクス、ペダルスムースネス、トルク効率をサポートしています

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