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トラブルシューティング:Vectorパワーメーター数値の対処

お持ちのVectorパワーメーターのパワー読み取り値が高すぎる、低すぎる、または不安定だと感じた場合、下記のヒントとトラブルシューティングテクニックを参照して、Vectorの取り付けや設定に問題がないかご確認ください。

 

全世代のVectorペダルに適用:

  • クランクの長さ設定が正しいかどうか確認します
    • ペアリングしたヘッドユニットでのクランクの長さ設定は、自転車の実際のクランクの長さと一致している必要があります。デフォルト値は172.5です。
  • ライドに出かける前に、ペアリングしたヘッドユニットから静的校正を行ってください。
  • Vector用のバッテリーが良好な状態で、前回のバッテリー交換時にペアで交換されていることを確認します。
  • EdgeまたはForeAthleteの内部オペレーティングソフトウェアが最新であることを確認します。
    • Garmin Expressでダウンロード可能のソフトウェアアップデートを確認し、インストールします。
  • Vectorペダルに最新の内部オペレーティングソフトウェアがインストールされていることを確認します。

 

VectorVector S(シルバーペダルポッド)に適用: 

  • シルバーペダルポッドがクランクに当たらないようにしてください
    • 多くのクランクは、スピンドルスレッドの周りに凹んだカウンターボアがあり、ペダルポッドが盛り上がった取り付け面でのみクランクに接触させるには、1~2個のワッシャーが必要です。
    • ポッドと周りのクランクの間に紙一枚入れる隙間があったら、クリアランスは足りているはずです。
    • ワッシャーの厚さは1.2mmです。最大で2個、それ以上の数のワッシャーを使わないでください。スピンドルスレッドとクランクの接触が足りなくなるため、危険を生む可能性があります。
  • トルクレンチでペダルをしっかり締めてください。
    • 最低25-30 lbf-ft(34-40 N-m)の圧力を加えるトルクレンチでペダルを締めることをお勧めします。手で締められたペダルまたはこの値以下で締められたペダルは、出力値が低くなる場合があります。
  • ペダルインストールアングルをもう一度設定します
    • ペダルポッドからバッテリーを外してもう一度取り付けます
    • 平らな路面またはサイクルトレーナーで、ペアリングしたヘッドユニットでインストールアングルをもう一度設定します。滑らかにペダリングしましょう。
    • 手でクランクを回しながらインストールアングルを設定しようとしないでください。

 

VectorVector S(ブラックペダルポッド)に適用:

  • チェーンクリアランスを改善するために、ペダルポッドコネクターヘッドをスピンドルにさらに引き込む必要がある場合にのみ、ワッシャーを追加してください。
    • ワッシャーの厚さは1.2mmです。最大で2個、それ以上の数のワッシャーを使わないでください。スピンドルスレッドとクランクの接触が足りなくなるため、危険を生む可能性があります。
  • ペダルポッドをスピンドルに固定する前に、スピンドルのショルダー(ポッド取り付けエリア)に水、汚れ、グリース、潤滑剤などが付着していないことを確認します。
  • トルクレンチでペダルをしっかり締めます
    • 最低25-30 lbf-ft(34-40 N-m)の圧力を加えるトルクレンチでペダルを締めることをお勧めします。手で締められたペダルまたはこの値以下で締められたペダルは、出力値が低くなる場合があります。
  • ペダルインストールアングルをもう一度設定します
    • ペダルポッドからバッテリーを外してもう一度取り付けます
    • 平らな路面またはサイクルトレーナーで、ペアリングしたヘッドユニットでインストールアングルをもう一度設定します。滑らかにペダリングしましょう。
    • 手でクランクを回しながらインストールアングルを設定しようとしないでください。

 

Vectorが正しいパワー測定値を表示しているかの確認として、トルクテストを実施してください

 


 Tags:KM1024696,Vector

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