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魚探設定概要

魚探ページに表示される設定項目と使用目的の一覧を以下に記載します:

  • 周波数:振動子が出力する周波数を示します。

    • 単一周波数:単一周波数振動子の場合、周波数を200 kHzにのみ設定できます。
    • デュアルビーム:このモデルの周波数設定は「ビーム」と称されます。デュアルビーム振動子とデュアルビーム対応デバイスをご利用の場合、「広い」もしくは「狭い」ビームを選択できます。デュアルビーム振動子とデュアルビーム非対応デバイスをご利用の場合、周波数を200 kHzに設定する必要があります。
    • 2周波数:この振動子モデルには、3種類の周波数設定を利用できます:「200 kHz」(浅い水深用)、「50kHz」(深い水深用)、「2周波数」(200 kHz&50 kHzを同時に作動させる)
    • ハイチャープ:CHIRP対応振動子と測深機を合わせて使用している場合、ハイチャープに設定することで振動子の高チャンネル(振動子の高周波数範囲)でスキャンします。
    • ローチャープ:CHIRP対応振動子と測深機を合わせて使用している場合、ローチャープに設定することで振動子の低チャンネル(振動子の低周波数範囲)でスキャンします。
    • 周波数管理:この設定により、チャープ魚探と振動子を使用している際に、標準周波数メニューから個別の周波数を追加したり削除することができます。

  • 感度:この機能で振動子の感度を管理します。例えば船が深さ4.572000mの水を航行している時に、デバイスが魚探の画面と深度測定結果を感知できない場合があります。この現象が発生する原因は、浅すぎる水深で振動子が強すぎる信号を感知することで、返送信号を読み取れなくなるためです。この場合、「感度」をデバイス上で減少させる必要があります。深い水深の場合、逆の操作を行います。魚探が何も感知していない場合、「感度」を増加してみてください。

  • レンジ:この機能は、表示される深度の範囲を設定します。「レンジ」を「オート」(推奨設定)に設定すると、画面の右側の深度が自動的に水底を追跡します。「レンジ」を特定の深度に設定することもできます。例えば水深6.096000m以内の建造物を捜査している場合、「レンジ」を6.096000mに設定します。すると魚探画面では0mから6.096000mまでの信号のみ表示します。

  • ウルトラスクロール:この機能が搭載されているデバイスでは、この設定から画面のスクロールの速さを管理できます。「一時停止」から「100%」まで設定できます。

  • 深度線:この機能では、画面全体にわたって特定の深度を示す黒い線を配置することで、指定の深度を参照することができます。

  • 白線:この機能は、水底の一番強い信号をハイライトし、該当の物体の硬さもしくは柔らかさを判断しやすくします。水底の一番強い信号は明るい色(カラーディスプレイの場合)で表示されます。モノクロディスプレイでは、水底はグレースケールパターンとして表示されます。硬い水底は厚い底層を表示し、柔らかい水底は薄い底層を表示します。この機能で水底表面の種類を確認することで、投錨や水底に生息する特定種類の魚の捜査に役立ちます。

  • 干渉:感度を調整し、近くのノイズ発生源からの干渉を減らせることができます。

  • 表層雑音:表層雑音を非表示にし、乱反射を減らせることができます。より広いビーム幅(より低い周波数)はより多くのターゲットを表示できる反面、より多くの表層雑音を生成してしまいます。

  • カラーゲイン:魚探画面の色の強度を調整し、より詳しく確認したい箇所をハイライトします。感度や輝度設定で画面に表示される詳細レベルを調節した後が一番効果的です。小さめの魚をハイライトしたい時や、ターゲットをより鮮明に表示したい場合は、カラーゲインを高くすることができます。これにより水底の高強度信号の識別度が下がります。返送信号の強度を減らす場合は、ゲインを減らします。

  • TVG:深い水深で弱まった魚探信号の見た目を補正したり、水面近くのノイズを軽減します。この設定の数値が高くなると、さまざまな深度に表示される低レベルノイズや魚の色がより一貫性を持ちます。水面に近いノイズも軽減されます。

 


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